飲食・ジムなど5店、京都に「BINO」 大丸松坂屋が4月開業

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飲食や物販、ジムなどを集積し、4月3日にオープンする商業施設(京都市中京区・BINO東洞院」

 大丸松坂屋百貨店は、飲食や物販、フィットネスクラブなどを集めた新たな商業施設「BINO(ビーノ)東洞院」を、京都市中京区東洞院通蛸薬師下ルで4月3日にオープンする。百貨店の主力であるアパレルの不振が続く中、女性の美容と健康をコンセプトにした計5店舗で若い世代の集客を目指す。

 施設は3階建てで、延べ1600平方メートル。米ニューヨーク発のハンバーガー専門店「シェイクシャック」(1日開店)とジム「ベストスタイルフィットネス」(6月開店予定)は京都初出店となる。ほかにオーダースーツ専門店「ギンザグローバルスタイル」、バレエグッズを扱う「チャコット」、セレクトショップ「ストラスブルゴ」が進出する。

 百貨店各社は看板のアパレルで苦戦し、新たな施設形態を模索している。大丸松坂屋百貨店を含むJ・フロントリテイリンググループは一昨年、東京・銀座の一等地に「ギンザシックス」を開業。衣料品を圧縮し、雑貨や食料品の販売比率を高める売り場づくりを展開している。

 新たに誕生するBINO東洞院でも、生活にこだわる若い男女をターゲットに据え、飲食や運動などの「時間消費」を軸とした施設を提案する。

 J・フロントは、地域を絞って集中的に出店する「アーバンドミナント戦略」を推進する。保有する不動産を有効活用し、物販以外の収益源に育てる狙いがあり、東京・上野や大阪・心斎橋と並んで、京都も重点地区に位置付けている。京都では、同グループのパルコが運営する「京都ゼロゲート」(下京区)や大丸京都店テナントの「東急ハンズ京都店」(同)をはじめ、京町家の店舗に誘致した米国発コーヒーチェーン「ブルーボトルコーヒー」(左京区)などがある。