長崎で空手講習会初開催 指導者が長崎市役所を訪問

 長崎で開催される空手の講習会に参加するため来日した一般社団法人「山田派糸東流修交会空手道世界連合」(蒲原勉代表理事)の外国人指導者ら18人が13日、長崎市役所を訪問した。

 同連合は14日から17日まで、長崎市油木町の長崎県立総合体育館で、世界各国の指導者に技術を伝授する国際交流講習会を開く。長崎開催は初めて。

 来崎したフランスやドイツの指導者らは平和祈念像(松山町)に献花し、長崎原爆資料館(平野町)を見学した後、長崎市役所を訪問。田上富久市長は「長崎の食べ物を食べたり風景を見たりしてほしい。今回の訪問が一生の思い出になることを願う」と歓迎した。

 長崎市在住の蒲原代表理事は「約6千人の海外会員がいる。来年以降も長崎で講習会を開催できれば光栄」と語った。

来崎した空手の外国人指導者ら=長崎市役所

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