14日に招集メンバーの発表を控える日本代表。
激闘だったアジアカップから日が浅く、夏にはコパ・アメリカを控える事情もあることから、これまでとは違うメンバー編成になる可能性も。
Qolyでは今回、「今、日本代表に呼ぶ価値がある6名のストライカー」「日本代表にガチで初招集されそうな3名」をお届けしてきたが、最後にサプライズ招集の可能性がある選手を特集しよう。
久保 建英(FC東京)
今季の開幕戦で王者・川崎フロンターレ相手に17歳とは思えないプレーを連発した久保。先週末には鳥栖との一戦で絶妙なパスから初アシストを記録した。
現在はU-20、U-23代表を掛け持ちしている状況だが、FC東京の長谷川健太監督は「渡欧前の堂安律と同レベルにある」とべた褒めしており、A代表への招集は近い。
畠中 槙之輔(横浜F・マリノス)
ある意味で、“鉄人”中澤佑二を引退に追い込んだ存在といえるのが畠中だ。
昨夏、小学校の頃から所属するヴェルディを離れマリノスへ加入した23歳のセンターバックは、今季、開幕からチアゴ・マルティンスの相棒を務め、“超”攻撃的なサッカーを後方から支えている。
フィジカル能力に優れ、デュエルや空中戦に強い。先週末、神奈川ダービーを視察した森保監督は「新たに可能性のある選手も見られた。」と話したが、もしかすると…。
小野瀬 康介(ガンバ大阪)
まだ強いのかそうでないのかが分かり難い今季のガンバ大阪であるが、そのなかで確かな活躍を見せているのが小野瀬だろう。
25歳になる攻撃的MFは相手の急所をえぐるようなダイナミックなドリブル突破が持ち味で、今季はリーグ戦とナビスコあわせて3ゴールを決めている。
彼が得意とする右サイドは未招集組だけで三好、久保、仲川とライバルも多いが、彼らを抑えての初招集となれば“サプライズ”だ。
武富 孝介(湘南ベルマーレ)
Qolyの編集部Kが推して止まない、総合能力に優れた万能アタッカー。圧倒的な運動量が代名詞で、1試合の平均走行距離が13kmだった時期には“鬼軍曹”の曺貴裁監督を脱帽させたほど。
今季は開幕3試合3ゴールと決定力の面でも磨きをかける。先発でも途中起用でも結果を残せる28歳の初招集はあるだろうか。
長谷川 竜也(川崎フロンターレ)
今年が大卒4年目となる長谷川だが、これまで主にスーパーサブとして起用されシーズンを通して主力として活躍したことはない。
しかしながら彼のドリブル能力、対人のテクニックはJリーグ最上位で、完成されたパスサッカーによりJ1連覇を成し遂げた川崎でも異彩を放っている。
同じポジションである鹿島の安部裕葵がやや精彩を欠くなか、電撃的な招集もあるか?
大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島ユース出身の19歳は今季、林卓人の負傷離脱により開幕からGKを任され、公式戦4試合1失点という好パフォーマンスを披露している。
代表ではU-20でさえ大器・谷晃生(ガンバ大阪)の控えに過ぎないが、「第2の大迫」としてクラブの先輩である下田崇氏がGKコーチを務めるA代表への大抜擢も…。
なお、余談だが大迫勇也がイラン戦でゴールした直後、マラソンの大迫傑のインスタが荒らされるという騒ぎが発生したが、さりげなくこちらの大迫のインスタも荒らされている。