大規模改装工事を進めてきたJR川崎駅東口の商業施設「川崎ルフロン」（川崎市川崎区）が4月27日、第1期リニューアルオープンを迎える。東口エリア最大規模（約350席）のフードコートを2階に開設。4～7階の専門店も開業する。
フードコートは「フード・ビレッジ」と命名。ハンバーグ専門店「びっくりドンキーポケットキッチン」、地元みそラーメン店「らーめん玉」、スシローの新業態「スシローコノミ」など10店舗（うち新規8店舗）の料理が楽しめる。4～7階にはニトリのインテリア雑貨専門店「デコホーム」やアウトドア用品店「モンベル」など16の専門店（うち新規5店舗）が出店する。
ルフロンは地下2階地上10階建てで、延べ床面積約8万8800平方メートル。昨年1月の丸井の撤退を受け、てこ入れを図るために開業以来最大の大規模改装とテナント誘致を進めてきた。
今夏には東口最大規模のスーパーマーケットとして「ライフ」が1階にオープンするほか、秋から冬にかけてさらに専門店も充実させる。9、10階で予定されている来夏の水族館の開業で、リニューアルは完了する見込み。
担当者は「日常的に使いやすい店舗を集めるとともに、滞在型店舗の導入も進め、にぎわいあふれる商空間を目指したい」と話している。
