NHK BSプレミアムで3月31日放送の「朝まで『大人計画テレビ』～松尾スズキと25人の仲間たち～」（午後10：50）の収録が行われ、松尾スズキ率いる人気集団「大人計画」全員が初めて一堂に会した。
番組では「平成を貫いた“劇薬”～笑いに懸けた30 年の歩み～」と題して、全6章に渡り 大人計画 30 年のレアな映像を交えながら、各メンバーが笑いと共に当時を回想する。NHKアーカイブスより彼らの貴重な番組を届ける「大人計画 名作選」では、「トップランナー」や2006年に行われた「大人計画フェスティバル」の模様などを含む過去の放送番組を振り返る。
また、大人計画メンバーが「松尾スズキ・ランキング」や「お互いに聞きたいこと」をゆるやかに発表するミニコーナーや、全メンバーによる事前アンケートをもとにした「朗読コーナー」、大人計画の魅力をさまざまな角度から探る「大人計画データ」など趣向を凝らした濃厚なラインナップで6時間超を駆け抜ける。
松尾は「みんなが集まる機会なんて本当にめったにないのに、こんなにくたびれていて、感動もままならなくて、でもそれが大人計画らしいなっていうか、いつもなにかがズレてて、それで途中の気持ちで終わっちゃう。やりきったっていうのがずっとないから続いてるんだろうなって思います」としみじみ語った。また、映像で30年を振り返ってみて「特に自分の若いころの映像は恥ずかしいですね。自意識がギラギラ見えちゃって。そのみっともなさも含めて自分なんだろうなってちょっと思いました。次にみんなが集まるのは法事かなって思います」と話している。
