「ふるさとWish」×「アサデス。」企画!KBC主催「ホークスバスツアー」に密着取材!

KBC九州朝日放送が65周年事業として行っている「ふるさとWish」。1月からスタートしたこのプロジェクトは福岡県の市町村を一つずつ週替わりで取り上げ、各地それぞれの魅力を発信し、抱える課題などを支援していくという取り組みだ。3月9日、その「ふるさとWish」とKBCの朝の人気情報番組「アサデス。KBC」(月~金曜午前6:00)がコラボした企画として「ホークスバスツアー」が行われた。ツアーの内容は、筑後市の名所に立ち寄った後、タマスタ筑後で行われるプロ野球オープン戦「ソフトバンク×ヤクルト」を観戦するというもの。さらに「アサデス。KBC」の出演者・西田たかのり、徳永玲子、野下史織らも同行するという豪華さだ。博多ニュースはそのバスツアーに密着した。

前日まで「曇り」の予報だった天気は、バスツアー日和といわんばかりの快晴で春の陽気に。午前9時、KBC本社前に参加者が集合して、続々と乗車し始める。その後、西田、徳永、野下がバスに乗り込むと、車内からは大きな歓声が上がっていた。

ツアーで使用されたバスは「羽鳥×宮本 福岡好いとぉ」でおなじみの“はとりバス”

ツアー参加条件は女性。ただし高校生以上であればOKということで、参加者の年齢層は幅広そう。友人同士やグループでの参加者もいれば、1人で応募した人もいた。だがそこは、ホークスファンの女性同士。すぐさま意気投合し、車内で会話を弾ませていた。

そんなにぎやかな雰囲気のバスは、まず筑後地方で人気の「牛島製茶」へ。ここでは八女茶をふんだんに使用した「濃恋茶パンケーキ」が振る舞われた。濃厚でほどよい甘さの“写真映え”するスイーツだ。西田、徳永、野下は精力的に各テーブルを回り、参加者たちと触れ合って“ホスト役”に余念がない。やや緊張ぎみのテーブルでは、徳永が絵本の朗読を披露して場を和ませる場面も。名物スイーツや、普段テレビで見ていたタレントとの交流に、参加者は満足げな様子だ。

おなかを満たして向かった先は水田天満宮。ここには日本で唯一「恋命(コイノミコト)」を御祭神とし、恋愛のパワースポットとして全国的に有名な恋木神社がある。また御神門がハートの形で、至る所にハートのモチーフが点在していることでも有名だ。そんなハートフルな場所で、参加者は思い思いの時間を過ごしていた。

恋愛の神様にしっかりと祈願した後、一行はメインイベントの会場・タマスタ筑後へ向かった。この日の観戦チケットは当日券も含め完売! ツアー参加の“タカガール”(ホークスファンの女性の通称)たちはそれぞれ推しの選手のグッズを身にまとい、熱気あふれるスタジアムの中へ。西田、徳永、野下も参加者と共に観戦し一同を盛り上げた。

肝心の試合展開は、中盤まで1対1の同点だったものの、終盤でヤクルトに2点のリードを許してしまう。9回裏、応援席はその日一番の声援を選手たちへおくった。するとその応援を受けてか、ヒットなどで次々とランナーが出塁! 最後は、福田秀平選手のタイムリーヒットでサヨナラ勝ちという劇的な展開で試合終了。

試合後、興奮冷めやらぬ参加者へうれしいサプライズが。人気選手からのサイン色紙やボールなどのプレゼント抽選会が行われたのだ。これには参加者も大喜び! 最後までドキドキ感を味わえる締めくくりになったようだ。ツアー終了後、参加者たちからは次々と「楽しかった! また企画してほしい」との声があがっていた。

今回のツアーにもあったように、筑後市は「恋のくに」なのだ。恋木神社をはじめ、“恋”にまつわるスポットが数多くあり「恋のくに~ひとを想う街、筑後」として観光推進を図っている。今回訪れたいずれの場所も、タマスタ筑後からも近く、試合観戦前後に立ち寄るにはもって“こい”かも。

また今回のツアーは前述の通り「ふるさとWish」の一環として行われたもの。今後、自身の地元や、ゆかりのある街が取り上げられることもあるだろう。その街の新たな魅力も発見できるかもしれない。ぜひ公式HPなどでチェックをして、番組を始めとした取り組みにも注目をしてもらいたい。

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