【MLB】「残り年数が長い契約」にダルビッシュも 巻き返し期待「まだ時間はたくさん」

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カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

MLB公式が特集「各チームにおける最も残り年数が長い契約は誰?」

 メジャーリーグでは今年、超大型契約が立て続けに誕生した。FAだったマニー・マチャド内野手がパドレスと10年総額3億ドル(約338億円)、ブライス・ハーパー外野手が13年総額3億3000万ドル(約367億2000万円)で契約。さらに、ノーラン・アレナド内野手もロッキーズと8年総額2億6000万ドル(約289億4000万円)で契約を延長した。これを受け、MLB公式サイトは「各チームにおける最も残り年数が長い契約は誰?」とのタイトルで特集を掲載。契約1年目の昨季、わずか1勝に終わったカブスのダルビッシュ有投手も登場しており「まだ時間はたくさん残されている」と“巻き返し”に期待を寄せている。

 まず、マリナーズでは今オフに西武からポスティングシステム(入札制度)で加入し、2022年まで変則の4年契約を結んだ菊池雄星。球団が選択権を行使すれば最大で2025年までプレーすることになる。

 マーリンズは元中日のチェン・ウェイン投手。2016~20年までの5年契約で、2021年のオプションもついている。2020年に180イニングまたは2019~20年で計360イニングを投げ、2020年終了時にDL入りしておらず、2021年シーズンのスプリングトレーニングに健康な状態で参加できる場合に更新されるという契約となっている。しかし、チェンが在籍3年で最も多く投げたのは昨季の133回1/3。記事では「あえて言うなら……チェンは旧体制時からいる」と、2017年にデレク・ジーター氏が球団を買収する前から在籍していることを紹介している。

メジャー最長はフィリーズと13年契約を結んだハーパー

 カージナルスでは、2023年まで契約を結ぶマイルズ・マイコラス投手とポール・デヨング内野手。マイコラスは昨オフに巨人から2年契約で加入すると最多勝の活躍で4年の契約延長を勝ち取った。デヨングはメジャー1年目のオフに6年契約を延長し話題に。2025年までの球団オプションも付いている。カージナルスは今オフにトレードで獲得したポール・ゴールドシュミットとの契約延長を模索しており、記事では「カージナルスの思い通りになれば、ポール・ゴールドシュミットがこの2人よりも長くなるだろう」としている。

 そして、カブスは2023年まで契約を残すジェイソン・ヘイワード外野手とダルビッシュ。ヘイワードは2016年からの8年、ダルビッシュは2018年からの6年とともに大型契約だが、結果を残せていない。寸評では「この2人のどちらもカブスが望んでいたものからはかけ離れていたが、まだ時間はたくさん残されている」と言及している。

 ドジャースは2016年から2023年までの8年契約を結ぶ前田健太投手。豊富な資金力を誇るドジャースだが、前田より長い契約は抱えていない。しかも、前田の基本給は8年総額2500万ドル(約28億円)という“格安“で、出来高が厚く付いている。記事では「恐らくあなたが真っ先に思いついた名前ではなかったのではないだろうか?」としている。

 全選手で最も長かったのは、当然ながらハーパーの2031年。長期契約を結んでもトレードの拒否権を持たない場合、いつトレードで放出されるかわからないのがメジャーリーグ。この中で誰が一番長く現在のチームでプレーするのか注目だ。(Full-Count編集部)