「温泉むすめ」集客低調 雲仙・霧島共同企画 スタンプラリー最後の追い込み

©株式会社長崎新聞社

 長崎県雲仙市と鹿児島県霧島市は24日まで、温泉を擬人化したキャラクター「温泉むすめ」を活用した周遊スタンプラリーをしている。2月1日から始まった同ラリーは、3月13日時点で総参加者は166人と予想よりやや低調なペースだが、雲仙市は「イベントでの集客やPRを強化して、最後の追い込みを図りたい」と意気込む。

 温泉むすめは、イラストレーターと声優がコラボしたキャラクター企画で、全国の温泉地で115人が活動中。雲仙市には「雲仙伊乃里(いのり)」、霧島市には「霧島黒恵(くろえ)」がいる。

 両市は1934年に日本初の国立公園に指定された縁で、2006年から姉妹都市盟約を締結。両市に温泉むすめが誕生したことを受け、アニメファンなど新たな客層を取り込もうと、共同でスマートフォンの位置情報サービスを使ったスタンプラリーを企画した。

 雲仙地獄や仁田峠など両市それぞれ5カ所で専用サイトを開くとスタンプが押され、五つ全部集めれば、その市の温泉むすめ缶バッジがもらえる。両市を回り計10カ所を完全制覇すると、抽選で描き下ろしイラストが入った抱き枕カバーやバスタオル、風呂おけなどが当たる。

 3月13日現在、ラリーの総参加者は166人で、雲仙市でバッジ交換をしたのは54人、霧島市は73人。両市を制覇したのは38人。雲仙市観光物産課は200~300人の参加者を見込んでいたため、「やや低調」と分析。しかし、17日には雲仙温泉街で声優によるトークショーがあり、200人以上の集客を見込む。

 雲仙市観光物産課は「イベントと合わせて市のホームページやフェイスブックなどでPRを強化し、参加者増につなげたい」としている。

スマホの位置情報サービスを使ったスタンプラリーの画面=雲仙地獄