八代市で産後ケア、10月から 宿泊型、熊本県内3例目

©株式会社熊本日日新聞社

 熊本県八代市は14日、出産直後の母子を対象とした「産後ケア事業」を10月に始める方針を示した。心身に不調があり、シングルマザーなど家族の手助けを得られない母子が、病院などに宿泊して支援を受けられるようにする。

 市によると宿泊型の産後ケアは天草市と玉東町が既に実施しており、県内3例目。事業費401万円を計上した2019年度一般会計当初予算案が、同日の市議会文教福祉委員会で可決された。

 産後2週間健診の費用を5千円まで助成し、不調の早期把握を推進する。産後うつなどで支援が必要と分かった場合、産婦人科病院などの空きベッドに最大6泊7日間宿泊し、授乳指導やカウンセリングなどを受けることができる。一般課税世帯は自己負担がある。

 市健康推進課は「出産直後の母親は大きな不安を抱えている。全ての市民が安心して産み育てられる環境を整えたい」としている。(益田大也)

(2019年3月15日付 熊本日日新聞朝刊掲載)