「LIFE!」コントキャラ作りが迷走!? サスペンダー王子は「直感で“ない”」

4月12日放送回でレギュラー放送7年目を迎えるNHK総合「LIFE!~人生に捧げるコント~」(午後10:00)の取材会が行われ、内村光良、田中直樹、中川大志、シソンヌ・じろう、ムロツヨシ、塚地武雅が出席した。内村は「シリーズ7です。海外の人気ドラマシリーズくらいの感じになってきたのかと思うと感慨深いですね。今年は体を張るのもやりたいですし、初期メンバーの塚地のキャラを育てればもっとグレードアップするはず。私も“三津谷”に代わるキャラを生み出せたら」と意気込みを明かした。

内村が座長を務める同番組は、芸人や俳優たちが、人生をテーマにしたコントを繰り広げる人気シリーズ。これまでにNHKのゼネラル・エグゼクティブ・プレミアムディレクター三津谷寛治(内村)、イカ大王(塚地)、ゲスニックマガジンの記者・西条(田中)、妖怪・どうしたろうかしゃん(ムロ)などの人気コントキャラを生み出している。

イカ大王として「NHK紅白歌合戦」に何度も出演している塚地は「僕は初期メンバーなのに、代表的なキャラがイカ大王しかない。『LIFE!』では3回しかやっていないのに、紅白には5回も出ているんですよ。まだ番組に貢献できていないので、これを上回る新たなキャラで紅白に出ることが目標です」とアピール。シーズン2から出演しているムロも「中川くんなど年下の俳優さんも来てくれるようになり、先輩面をしているのですが、どうしたろうかしゃんから次のキャラが見つからない。一度、サスペンダー王子というキャラで勝負したのですが、NHKの時間が止まったかのようで…」とキャラに迷走していることを告白。

メンバーの悩みに、内村も「キャラが成功するというか、誕生する瞬間が好きなんです。ゲスニックやどうしたろうかしゃんの時は“いく”って思ったけど、サスペンダーは最初見た時から“ない”って直感で分かりました」と苦笑いを浮かべていた。

4月12日放送回は「LIFE!平成最後のプレミアム・コント・セレクション」と題して、これまでの人気コントを厳選した特別編が放送される。

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