宮下酒造が岡山産大麦のウオッカ アルコール和らげ甘み引き出す

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 宮下酒造(岡山市中区西川原)は15日、岡山県産二条大麦を原料にした蒸留酒・ウオッカを発売した。併設の観光施設「酒工房 独歩館」のほか、県内の百貨店や酒販店で扱う。

 二条大麦を発酵させて造ったもろみを蒸留し、シラカバの炭でろ過して瓶に詰めた。蒸留の回数やろ過の方法を工夫することでアルコールのきつさを和らげ、甘みを引き出したという。

 商品名は「クラフトウォッカ晶光(あきひかり)」。200ミリリットル入り税別2千円、500ミリリットル入り同5千円。アルコール度数40度。ジンジャーエールやオレンジジュースで割る飲み方を勧めている。

 日本酒の消費量が減少傾向にある中、同社は2011年にウイスキーの製造に着手。導入したドイツの銅製蒸留器を活用し、16年には果実やハーブで風味付けしたジンも投入するなど商品の多角化を進めている。

 宮下附一竜社長は「米国でウオッカの人気が高まっており、国内市場の拡大も期待できる。3年以内にウイスキー、ジンと合わせて年商1億円を目指す」と話している。

岡山県産二条大麦を原料にしたウオッカ。ジンジャーエールなどで割るのがお勧めという