敏腕SDモンチ、アーセナルで獲得したい5人のターゲット

『Mediaset』は11日、「アーセナルの新ディレクターに就任するモンチ氏が獲得を狙う5人のターゲット」という記事を掲載した。

オーバメヤングやグエンドゥジ、ルーカス・トレイラらとの契約をまとめた敏腕スカウトチーフのスヴェン・ミスリンタットとの契約を解除したアーセナル。

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その後釜としては、セビージャを一流のクラブに成長させた世界的SDのモンチ氏が就任することがほぼ決まっていると伝えられている。

記事によれば、すでにモンチ氏はアーセナルに就任した際に獲得したい5名のターゲットをリストアップしているという。その選手たちとは…。

アドリアン・ラビオ(PSG)

今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了となるラビオ。先日行われたマンチェスター・ユナイテッド戦の歴史的逆転負けの際にはナイトクラブでの映像が話題になり、懲戒処分まで受けている。チームとの関係はもはや修復不可能だ。

かつてアーセナルでプレーしたエマニュエル・プティを思わせるような優雅さを持つ左利きのセンターハーフは、もちろんPSGを昨季まで率いていたウナイ・エメリがよく知っている選手でもある。

エベル・バネガ(セビージャ)

2014年からセビージャでプレーしていたバネガは、ラビオと同じくウナイ・エメリが熟知している選手であり、モンチSDにとってもそうだ。一度インテルに去ったものの、1年で復帰している。

すでに30歳となっているが、今季は25試合に出場して3ゴール3アシストを記録しており、衰えは見られない。アルゼンチン代表のボランチはついにプレミアリーグへ進出するのか?

ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)

レアル・マドリーやアトレティコ・マドリーにも狙われていると言われるアルゼンチン代表のサイドバック。アヤックスでプレーしており、今季はチャンピオンズリーグでの活躍もあって大きな注目を集めている。

アーセナルは彼の獲得に向けて800万ポンド(およそ11.6億円)を支払う準備があると言われており、多くのクラブの中で最も契約に近づいていると『Marca』などが伝えている。

ニコロ・ザニオーロ(ローマ)

モンチ氏が先日までディレクターを務めていたローマに所属している、190cmという身長を持っている大型MFだ。ラジャ・ナインゴランの契約の一部としてインテルから譲渡された選手だが、ローマで飛躍を遂げた19歳。

イタリア代表入りも噂されている彼は、ユヴェントスへの移籍を望んでいるとも伝えられているが…。価格は6000万ユーロ(およそ77.1億円)に達するそうで、アーセナルにとっては高額なターゲットの一人でもある。

ダニエレ・ルガーニ(ユヴェントス)

新たにアーセナルのディレクターとなるモンチが、昨年の夏にローマへと引き抜こうとしていたと言われるセンターバックだ。その際にはユヴェントスが貸し出しを拒否したために頓挫している。

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しかし、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で彼はあまり出場機会を与えられておらず、難しい立場にある。おそらく3000万ユーロ(およそ38.6億円)で獲得できると考えられているが…。

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