リカルド「シートベルトの不思議なトラブルで時間をロスした」:ルノー F1オーストラリアGP金曜

 2019年F1オーストラリアGPの金曜、ルノーのダニエル・リカルドはフリー走行1=17番手/2=8番手だった。

■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド フリー走行1=17番手/2=8番手
 FP2では一貫した走りができて、走行を重ねるたびに感触がよくなっていった。これから学んで改善すべきことがまだたくさんあるけれど、目標に近づきつつある。今日はマシンへの理解を深めることに集中し、その点ではいいスタートを切ることができた。明日の予選は面白くなりそうだから、楽しみにしている。

2019年F1第1戦オーストラリアGP金曜フリー走行 ダニエル・リカルド(ルノー)

(FP2でしばらくガレージにとどまっていたことについて説明し)シートベルトに小さな問題があって走行に取り掛かるのが遅れた。変なことが起きたんだ。すごく緩かったのでチームが調整したが、締め付けることができなかった。調整不可能になったみたいだった。調査が必要だ。

 最終的にはまずまずのショートランができた。でもロングランがあまりよくない。このマシンについてもっと理解を深めて、セットアップの方法を学ばなければならない。(チームメイトの)ニコ(・ヒュルケンベルグ)の方がそういう点では知識が豊富だ。彼から学べることもあるし、いずれは彼が僕から学ぶことがでてくればいいなと思っている。

 とはいえ、このマシンは今の時点でそれほど悪くはない。ニコのロングランは僕のよりよかったし、印象的なものだったから、それはポジティブなことだよ。

 予選で7番手と8番手に入れれば、チームにとっていいシーズンスタートと言えるだろう。かなりの接戦になりそうだから、クリーンなラップを走ることが重要だ。0.1秒か0.2秒の差でポジションが3つか4つ変わってしまうかもしれない。

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