F1復帰のクビサ、トップタイムから4秒差「スペアパーツがなく、ダメージを抱えたまま走った」:ウイリアムズ F1オーストラリアGP金曜

 2019年F1オーストラリアGPの金曜、ウイリアムズのロバート・クビサはフリー走行1=19番手/2=20番手だった。

■ロキット・ウイリアムズ・レーシング
ロバート・クビサ フリー走行1=19番手/2=20番手
 午前中は路面のグリップが低くて、とても苦労した。(プレシーズンテストで使用した)バルセロナよりここはバンピーだし、路面の状態も全く違う。

 全体的なグリップの面でとても苦しんだが、午後にコンディションが少し改善し、気温が変化したことで、多少よくなった。

 今僕らが手にしているものから最大限のパフォーマンスを引き出す必要がある。その最大限のパフォーマンスがどれぐらいのレベルかが僕らの戦いを左右する。あまり高い目標を設定することはできない。現実的な目標は、今あるものから最大のパフォーマンスを引き出すということだ。

2019年F1第1戦オーストラリアGP ロバート・クビサ(ウイリアムズ)

(ルイス・ハミルトンが記録した金曜FP2トップタイムから4秒差に終わったことについて語り)マシンにダメージがあり、そのために(ダメージが拡大しないよう縁石を避けるなど)妥協を強いられた。チームがパーツを修理しようとしたが、スペアが足りなかった。

 乗りづらいマシンで、その上ダメージがあると、より一層難しくなる。それでもここに来ることができてよかった。あまりに遅いとポジティブな要素を見つけるのが難しいものだが、僕らは常に、その時の状況において最大の結果を出すよう努めるだけだ。明日の予選でもそれを目指すよ。

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