県議選告示まで2週間 県議会閉会 決戦へ動き本格化

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 長崎県議選の告示(3月29日)が2週間後に迫った15日、現職にとって今任期最後の定例県議会が閉会した。立候補を予定している長崎県議は閉会と同時に選挙区である地元に急ぐなど、決戦へ動きが本格化した。
 「帰りたい、とにかく帰りたい」-。激戦が予想される離島の長崎県議は最終本会議が終了するやいなや、会派控室に立ち寄ることなく、慌ただしく外へ。「(午後)5時台じゃなく、2時前の航空機に乗ることにした」と鼻息を荒くした。
 最終本会議は昼前に終了。午後1時ごろには7割の長崎県議が県庁を後にした。「お昼ご飯を食べたら取り急ぎ帰らないといけない」。同3時から企業へのあいさつの予定を入れていた県議はいそいそと荷物を片付けながら語り、頭の中は選挙モードだった。
 会期が約1カ月間にわたった今回の定例会。4常任委員会のうち、審査日程が最長の5日間に及んだ総務委員会に所属する県議は「長かった」とぽつり。選挙本番までの予定は「オールフリー」で、つじ立ちやあいさつ回りなど「選挙に向けた活動に集中する。安泰だと言われるように努力する」と気を引き締めた。
 長崎県北地区のベテラン県議は「今日はまだ選挙の雰囲気ではない。明日からは選挙選挙だ」とどっしり構える。ただ、直近の選挙で地元の投票率が低かったことを受け、票数が減ることを懸念。「あと2週間。お祭り状態にまで盛り上げていかなければ」と本番までの残り少ない日々を見据えた。

最終本会議が終了し、議場を後にする県議=県議会棟