経営計画 早期公表を

高橋知事、JR北海道社長に要請

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道庁で行われた島田JR北海道社長(左)への申し入れ

 高橋はるみ知事は15日、道庁でJR北海道の島田修社長に対し、同社が策定を進めている中期経営計画と長期経営ビジョンを早期に公表するよう申し入れた。島田社長は「国などと最終調整している」と語り、公表時期は明言しなかった。

 道と市町村によるJR北海道への緊急的かつ臨時的な支援は、昨年12月の関係者会議で道が提案し了承されていた。道は2019年度当初予算に支援費用を計上する予定だったが、同社単独では維持できない路線の沿線自治体から「JRの経営見通しが出ておらず議会提案が難しい」といった意見があり、予算化を見送った。

 高橋知事は「中期経営計画と長期経営ビジョンは3月いっぱいで、と話されていたのを記憶している。中期経営計画は4月からの5年間なので特に早く出していただきたい。持続可能な鉄道網を検討する場も4月早々に立ち上げたいので協力願いたい」と話した。

 島田社長は「計画は国とも最終調整しており、具体的な部分をどうするか若干の時間を要している。道議会や沿線自治体に丁寧に説明し、経営と安全の再生を成し遂げていく」と述べるにとどめた。
(有田太一郎)