キラリ光るママを紹介ー【10】 ”ママであること”を楽しんで ロミロミセラピスト 野田愛さん(30)

厚木市

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 ハワイ伝統のヒーリングマッサージ「ロミロミ」。手のひらだけでなく、前腕や肘を使って波のようなリズムで施術する。「もともとマッサージを受けるのが好きで、いつか仕事にできたらと思っていた」。そう話すのは、ロミロミセラピストの野田愛さん(厚木町)。現在は中町のロミロミマッサージサロン「Sea by Ism」で働く傍ら、ママの学べる場を創出する「ママスク本厚木」の講師としても活動する。「妊娠中や授乳中、子育て中のママにこそマッサージを受けてほしい。ママたちは自分をケアする時間がないので、気軽に体験できる場を」とワークショップやママイベントに出店。「抱っこヒモをつけたままでも体験できるようにしました」とにっこり。

 戸室小、南毛利中、厚木西高と厚木で育った。23歳のとき高校の同級生と結婚。翌年に長男(6)、続けて次男(4)を出産した。長男の幼稚園入園をきっかけに、「やっぱり夢を叶えたいと思って。ただ子どもが小さかったので、働くのは難しいかな」と諦めかけたとき、「主人とお互いの実家が協力すると言ってくれた」と感謝する。そして夢への第一歩を踏み出した。

 若くして結婚、出産を経験し「周りの友だちが気を遣ってくれることで、孤独を感じたこともあった」と吐露する。それでも、友人と会うときは子どもを連れて行ったり、吹奏楽団・厚木シビックウインドシンフォニーの活動に参加したり、積極的に外へ出た。楽器は中学から始めたサックスを担当。楽団は「自分の表現の場」と大切にしている。

 ママスクの活動を始めてから1年が経つ。4月からは長男は学童へ、次男も長時間保育が決まったため、「本腰を入れて活動できる」と意気込む。「ママの孤独は誰にでも起こりうること。近所の公園でもいいので、外出することが大切。最大限、ママであることを楽しんでほしい」。笑顔で語るその表情は、子育てを楽しんでいる証拠。有言実行で夢を追う姿は眩しい。

子育て中のママがロミロミを体験