「戦略が楽観的すぎた」。レッドブル・ホンダのガスリー、予想外のQ1敗退に深く失望

 レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーは、2019年F1オーストラリアGP予選においてQ1で敗退、実力に見合う結果を出すことができず、がっかりしていると語った。

 レッドブルは予選Q1を1回のランで通過する戦略をとり、ドライバーたちはセッション前半にタイムを出して、ガレージに戻った。しかしその後、路面コンディションが大幅に改善したため、終盤にアタックしなかったレッドブル勢はポジションを落としていき、マックス・フェルスタッペンは10番手で通過できたものの、彼から0.144秒差のタイムを出していたガスリーは17番手で予選を終える結果になった。フェルスタッペンは最終的に予選4番手を獲得した。

「僕らは楽観的すぎた。路面コンディションがこれほど大きく改善して、接戦になるとは予想していなかった」とガスリーはSky Sports F1に語った。
「FP3ではいい感触を持っていたし、最後のラップにも満足していたから、本当にがっかりしている」

「マックスとは0.15秒差だったが、路面の改善が驚くほど大きかった。もちろんこれは望んだ位置ではない。でも、セッションを経るごとに着実に正しい方向に進んでいるのは確かだ。メルセデスとフェラーリは本当に速い。ハースはFP3では僕らに近い位置にいた。決勝でどうなるか見ていくよ」

「(後方スタートになるため)難しいレースになるだろう。でもポジティブな気持ちを保ちたい。明日の主な目標は、このマシンで経験を積むことと、いくつかポジションを上げることだ」

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