特殊詐欺被害をなくそう 「見守る君」作製

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 振り込め詐欺などの特殊詐欺被害を未然に防ごうと長崎県平戸署は、電話着信時に相談しやすい人の顔を思い出してもらうためのフォトフレーム「STOP!特殊詐欺 見守る君」を作製した。生月町の一部独居高齢者宅に試験的に配布しており、効果があれば全市的な導入も検討したいとする。

 管内では2018年、市内の高齢女性が200万円をだまし取られる振り込め詐欺の事案が発生。子や孫などの親族や親身になってくれる友人の写真を電話機周辺に置くことで相手の手口を封じ、被害の防止につなげようと発案した。

 フォトフレームは縦約15センチ、横約12センチのプラスチック製でL判の写真を入れることができる。現在、市内全域の希望者宅に設置される通話の録音を音声で知らせる「特殊詐欺撃退機」を併用した効果も期待する。

 同署は「不審な電話があったら、まず写真の相手を思い出して」としている。

平戸署が作製したフォトフレーム「STOP!特殊詐欺 見守る君」を手にする署員