今季のメッシは”ベストバージョン”だ! 3冠達成のカギ握る男の驚異の数字

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

リーグ戦ではレアル・マドリードに大きく差をつけて首位に立ち、スペイン国王杯は決勝を残すのみ。そしてチャンピオンズリーグではベスト8に進出と、バルセロナには3冠のチャンスが残っている。

3冠達成のカギを握るのは当然FWリオネル・メッシだ。メッシはリヨンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでも2得点を決める活躍を見せたが、今季のメッシはすこぶる調子がいい。

スペイン『MARCA』は「2014-15シーズン以来のベストバージョンのメッシ」と取り上げているが、今季のメッシはここまで得点数が36、アシストは同メディアの集計で18となっている。合わせると54得点に深く関わっている。チーム総得点が109となっているため、ほとんど半分だ。

過去と比較しても、今季のメッシはペースがいい。昨季の同時期は32得点15アシスト、2016-17シーズンは39得点13アシスト、2015-16シーズンは36得点15アシストと、僅かではあるものの今季の方がハイペースだ。

今季を上回るのは41得点20アシストを記録した2014-15シーズンで、このシーズンのバルセロナは自慢のMSNを武器に3冠を達成している。2014-15シーズン以来のペースとなっているメッシが再び3冠を獲得する可能性も考えられるだろう。最大のチャレンジはもちろんチャンピオンズリーグだが、2014-15シーズン以降ではベストバージョンにあるメッシはチームを頂点へ導くだろうか。

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