「いだてん」タイトル画の山口さん 桐生で「街の景観」語る

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講演する山口さん

 NHK大河ドラマ「いだてん」のタイトルバック画を手掛ける群馬県桐生市出身の画家で、同市芸術大使の山口晃さんの講演会が16日、市中央公民館で開かれた。県内外の420人が、先入観を捨てて街の景観を見る大切さを学んだ。

 山口さんは愛媛県の道後温泉の景観写真と、それを基に描いた自身の作品などを紹介し、「周囲と調和しないといった理由で、安易に彩度の高い看板を撤去するなどして街を整備すると、もともとの景観の良さがなくなってしまう」と訴えた。「先入観を捨てて景観を見ることが大切。自分の感覚が研ぎ澄まされ、その街の良さが見えてくる」と持論を展開した。

 市などが主催する景観講演会として実施した。