北茨城の魅力、海外に発信 市観光振興推進室 在日外国人招きツアー

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1回目のツアーでクラフトテープを使った内裏びな作りに挑戦する参加者=北茨城市平潟町の「ぎゃらりーさらま・ぽ」(2月27日)

北茨城市は「インバウンド」をテーマにしたモニターツアーを2月下旬と3月上旬の2回、1泊2日の日程で実施した。いずれも国内に住む外国人を招き、国内外の外国人観光客を受け入れる体制づくりのアドバイスを得るとともに、北茨城の魅力を海外に発信してもらおうという試み。市観光振興推進室では「提案などを基にインバウンドの整備を進めたい」としている。

1回目は2月27、28の両日、発信力のある東京などに住む米国や英国、スウェーデン出身の大学教授や通訳、インスタグラムコンサルタントなど5人が参加した。アンコウのつるし切りや平潟港での競り、花園神社などを見学し、ろくろを使った陶芸体験や開催中の「北茨城ひなあかり」会場を訪れ、着物布を貼ったクラフトテープを使って簡単な内裏びな作りに挑戦した。

提案では「本よりウェブ上の内容の充実」「土産品に地元らしい名前を」「名所、観光地、祭りの英語版の記事の充実」-などが寄せられた。

今月7、8日はアートに特化したインバウンドのツアーとして、ジャーナリストやアートブロガー、団体のカルチャープログラム担当者ら7人を招いた。五浦岬公園や五浦六角堂、県天心記念五浦美術館、ガラス工房シリカ、浄蓮寺などを見て回った。

ツアーの中では金額を設定した土産品購入品評会も行い、商品表示や土産の魅力アップについても意見交換した。「世界共通のユニバーサルデザインの採用」「震災ビデオに字幕を」「地魚をモチーフにした天心焼は面白い」「土産の内容をイメージできる英語訳を」-などが出された。

同推進室は「演出方法を含め、改善点を洗い出して取り組んでいきたい」と話している。(飯田勉)

外国人目線による改善点などで意見交換する参加者=北茨城市関南町の市漁業歴史資料館「よう・そろー」(8日)