レッドブル代表「ホンダは非常に優れたPUを提供してくれた。我々は今日、メルセデス以上の速さを発揮できた」:F1オーストラリアGP日曜

 2019年F1オーストラリアGP決勝で、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載するアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは3位表彰台を獲得、ピエール・ガスリーは11位だった。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
 新しいパワーユニットパートナーであるホンダとの初めてのグランプリで表彰台を獲得し、素晴らしい形でシーズンをスタートすることができた。ホンダにとってトップ3以上のフィニッシュは2008年以来のことだった。

 マックスは今日、非常に優れたパフォーマンスを発揮した。まずまずのスタートを決めて、この日最速の部類に入るピットストップも助けとなり、C3タイヤのアドバンテージを利用して、セバスチャン(・ベッテル)を見事にオーバーテイクした。その後は(2番手を走る)ルイス(・ハミルトン)にプレッシャーをかけ続けたが、十分に近づくことができなかった。

 ピエールは17番グリッドからスタートし、ポイント圏に一歩及ばない位置でチェッカーを受けた。しかしここはオーバーテイクしづらいことで知られるコースだということを忘れてはならない。全力でプッシュしたものの、それが1ポイントにつながらなかったのは残念だ。今日、彼は懸命に走った。今後、いい結果をつかむチャンスがあるはずだ。

 シーズン開幕戦でいい兆しが見えた。次のバーレーンが楽しみだ。

2019年F1第1戦オーストラリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が3位表彰台を獲得

(Sky Sports F1に語り)我々にとって最高の一日だ。ホンダは非常に優れた製品を提供してくれた。彼らのエンジンは信頼性が高く、パワーにおいても優れている。

 我々は決勝で高いパフォーマンスを発揮した。金曜の時点で考えていたよりも戦闘力は高かったと思う。レース後半は、ルイス(のメルセデス)より我々のマシンの方が速かったようだ。ここでそういう速さを発揮できたことは非常に心強い。いい基礎ができているということなので、ここからさらにマシンを向上させていく。

© 株式会社三栄