小1時の伊調選手「男の子の顔が怖くて泣いた」

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「かおりカップ」の表彰式で笑顔を見せる伊調選手(右)

 レスリング女子で五輪4大会連続金メダルの伊調馨選手(34)=青森県八戸市出身、ALSOK=が17日、「かおりカップ スーパーキッズレスリング選手権」が開かれた八戸市武道館を訪れた。競技生活の原点と言える場所で、子供たちの熱戦を懐かしそうに見守った。

 大会は県レスリング協会が主催し、伊調選手の名前を冠してから2回目。県内外のクラブに所属する園児・児童約90人が出場した。

 伊調選手は開会式で、小学1年の時に参加した大会でのエピソードを披露。「相手の男の子の顔が怖くて泣いてしまい、試合を棄権したことがある。その時から試合では泣かないと決め、そこから強くなれたと思う」とはにかんだ。

 表彰式では伊調選手が入賞した子供たちにメダルや賞状を授与する場面も。「おめでとうございます。練習を頑張ってもっと強くなってね」と声を掛けると、子供たちは笑顔でうなずいていた。

 幼年の部(年中)20キロ級で優勝した森越頼翔(らいと)ちゃん(5)は、憧れの伊調選手にメダルを掛けてもらい感動した様子。「たくさん練習して伊調選手みたいに強くなりたいです」と声を弾ませた。