日本ハム金子弌大が4回9K無失点の力投 3安打3四球も要所締めてア軍打線封じる

日本ハム・金子弌大がアスレチックス相手に7奪三振の好投を見せる【写真:Getty Images】

毎回走者を背負うも、メジャー打者を零封

 日本ハムの金子弌大投手が17日、東京ドームでの「2019 MGM MLB 開幕戦 プレシーズンゲーム」に5回から2番手として登板。4イニングを投げ終えて、圧巻の9奪三振を記録した。

 先発・有原の後を受け、4点を追う5回にマウンドに上がると、まずは先頭で迎えた昨季本塁打デービスを3球で空振り三振に斬った。ピスコッティには四球も、プロファーは見逃し三振。セミエンに四球で2死一、二塁としたが、最後はロレアノを落差のある球で空振り三振に仕留めた。

 6回は1死からピンダーを空振り三振、チャップマンに四球後、今後はオルソンを空振り三振に斬って3アウト。マウンドに戻った7回は、先頭デービス、続くピスコッティに連続で左翼へ安打を運ばれたが、無死一、二塁からプロファーを空振り三振、セミエンを中飛とした後、ロレアノを見逃し三振とし、この日7つ目の三振を奪った。

 8回は1死からピンダーを外角速球で見逃し三振とすると、続くチャップマンにはフェンス直撃の三塁打を許したが、最後はオルソンを再び外角速球で見逃し三振。

 ここまで4回を投げて3安打3四球を与えたものの、要所で三振を奪って無失点。堂々たるピッチングで、メジャー打者を抑え込んだ。(Full-Count編集部)

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