センバツ出場の桐蔭学園ナイン、大阪入り

元気よくキャッチボールする桐蔭学園ナイン

 第91回選抜高校野球大会(23日から12日間・甲子園)に出場する神奈川の桐蔭学園ナインが17日、大阪入りした。出発前に新横浜駅で家族や学校関係者らの激励を受けて新幹線に乗り込み、正午ごろ新大阪駅に到着。大阪市内の宿舎に入った後、午後は京都市の立命大柊野総合グラウンドで練習を行った。

 約2時間半にわたって行われた初日の練習は、シートノックなど守備練習から始まり、終盤にはフリー打撃も実施。途中から降雨に見舞われたため、室内練習場に移動してトレーニングや走り込みなどを行った。

 今回が甲子園初采配となる片桐健一監督(45)は「初日にしてはまずまず。これからこの環境にいかに慣れることができるか。調整ではなく、本番までの期間でレベルアップしたい」と意気込み、主将の森敬斗(3年)は「オンとオフをしっかり切り替えて練習することができたと思う」と手応えを得ていた。

 桐蔭は19日に甲子園練習を行い、23日の開会式に臨む。初戦は大会第5日の27日に、福井・啓新と戦う。

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