独大手2銀行、統合視野に交渉

実現なら欧州有数の規模に

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ドイツ銀行(左)とコメルツ銀行のロゴ=2016年9月、フランクフルトの証券取引所(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツ最大手で経営再建中のドイツ銀行は17日、同国大手のコメルツ銀行と経営統合を視野に交渉していると発表した。実現すれば欧州有数規模の銀行が誕生する。だが雇用喪失への懸念などから、関係者の間には慎重な意見もあるといい、実現には多くのハードルがありそうだ。

 ドイツ銀のゼービング最高経営責任者(CEO)は声明で「経営戦略上の選択肢を点検する観点から、コメルツ銀と議論をしている」と表明。ただ、確実に取引が実現するとはいえないとの認識も示した。

 ドイツ銀は長らく経営が振るわず、収益力に課題がある。コメルツ銀は経営基盤の強化が不可欠となっている。