平島 てっぺんから堪能 西海・白岳で登山イベント

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 長崎県西海市崎戸町平島で16日、島内最高峰の白岳(204.8メートル)に登るイベントがあり、参加者は山頂付近から五島灘を見渡す絶景を楽しんだ。

 平島は崎戸町の蠣浦(かきのうら)島から約31.5キロ西に位置する。新上五島町からの方が約4.5キロと近い。白岳は島の中央部にそびえる。

 イベントは平島公民館が初めて開き、6歳から80歳までの島民ら約25人が参加。館長の林嘉幸さん(80)の案内で山頂まで約2キロを歩いた。

 登山道は昭和30年代まで集落を結ぶ生活道や耕作地への作業道として使われていたという。道には島内産の砂岩の石が敷かれている。周囲には段々畑跡が点在するが、今では雑木に覆われている。

 1995年に集落近くに移った神社跡や、旧日本軍の兵舎跡と伝わる場所も見学。山頂近くの岩場では五島灘の水平線と緑の山肌を眺めながら弁当を味わった。

 孫2人と参加した川尻マチ子さん(68)は「いつも見上げていた山。一度行きたいと思っていた。きつかったがよい景色だった」と笑顔を見せた。

白岳山頂近くの岩場「タカの巣」からの絶景を楽しむ参加者=西海市崎戸町平島
登山道近くの岩場から五島灘と平島港を眺める参加者