「10-FEET」 5月に稲佐山ライブ「特別な場所」

 長崎の野外音楽イベント「Sky Jamboree」(通称・スカジャン)に過去15回出演するなど、長崎県でも人気のロックバンド「10-FEET」が5月19日午後5時から、長崎市稲佐山公園野外ステージでワンマンライブ(FM長崎・キョードー西日本主催)を開く。メンバー3人が2月28日、長崎新聞社を訪れ「スカジャンのステージを盛り上げてくれた長崎のファンに恩返しをしたい」と意気込んだ。

 「10-FEET」は1997年結成。TAKUMA(ボーカル、ギター)、NAOKI(ベース)、KOUICHI(ドラム)の3ピース。ロックの枠にとらわれず、パンクやレゲエなどさまざまなジャンルを融合した独自の開放的なサウンドが持ち味。全国各地で精力的にライブ活動を展開し、高い演奏力と迫力あるパフォーマンスで注目されている。

 2017年には結成20周年の集大成としてアルバム「Fin」をリリース。「東京スカパラダイスオーケストラ」とのコラボ曲も収録した。KOUICHIは「アレンジのやり方など参考になることが多かった」と振り返る。今後の方向性についてTAKUMAは「得意なことを思う存分やる一方で、ファンが驚くような新しい音楽にも挑戦したい」と話す。

 5月のライブでは「Fin」の収録曲など新旧のナンバーを織り交ぜて披露する予定。メンバーは「たくさんの思い出をくれた稲佐山は特別な場所。自分たちにとってもファンにとっても忘れられない一日にしたい」と意欲を燃やす。

 チケットはオールスタンディングで5980円。4月6日からローソンチケットなどで一般発売。問い合わせはキョードー西日本(電0570.09.2424)。

5月のライブに向けて意気込む10-FEETのメンバー=長崎新聞社

© 株式会社長崎新聞社