Jプロツアー2019 第2戦・修善寺ロードレースDay-2でマンセボが優勝

2019Jプロツアー第2戦 表彰式

開幕戦に引き続き、日本サイクルスポーツセンターで開催された修善寺ロードレースDay-2。P1クラスタは前日第1戦の倍の距離を走る24周する120kmのレースだ。

2日目は朝から青空が広がっていたものの、Jプロツアーのレースがスタートする午前10時30分を前に雲が広がり、冷たい風も強まって寒さを感じる中でのレースとなった。

スタート直後から、マトリックスパワータグのフランシスコ・マンセボが積極的に動く。3周目にはマンセボと前日優勝のオールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ )らを含む10数名の集団が先行するも、長続きせず集団が吸収する。

6周目、新たに12人の逃げ集団が形成される。メンバーは、マンセボ、アイラン・フェルナンデス(以上マトリックスパワータグ)、木村圭佑、湊諒、横山航太、中田拓也(以上シマノレーシング )、石橋学、平塚吉光(チームブリヂストンサイクリング )、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、吉岡直哉、横塚浩平( Team UKYO)。メイン集団との差は最大で4分以上に開く。

レースが後半に入った13周目、プロリーダージャージを着るオールイス、初日2位のハッカー・ロビー、同じく3位のクローム・サム(Team UKYO)らを含む6人の追走集団が形成される。一方、14周目にマンセボがペースアップし、逃げ集団が崩壊。マンセボ、アイラン、吉岡の3人が先行し、遅れた横山、中田、石橋、平塚、織田ら5人の第2集団との差を広げていく。

20周目、先頭集団から吉岡が遅れ、マンセボとアイランの2人が先行。後続が差を詰める気配はなく、チームメイトの2人は一定ペースでフィニッシュを目指す。最後のストレートに手を繋いで姿を現した2人は、共にガッツポーズをしながらフィニッシュ。マンセボが先着、アイランが2位で、マトリックスパワータグ が1-2フィニッシュを達成した。

4分以上遅れて横山が3位。4位にはマンセボとアイランから遅れた吉岡が入り、敢闘賞を獲得した。完走6人のサバイバルレースとなった。

フランシスコ・マンセボとアイランフェルナンデス(共にマトリックスパワータグ )が揃ってフィニッシュ

2019 Jプロツアー第2戦
第2回JBCF修善寺ロードレースDay-2
日付:2019年3月17日
開催地・コース:静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター5kmサーキット(5km/1周)
距離:120km(P1)、40km(F)、55km(E2)、40km(E3)

P1クラスタ 120km
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ ) 3時間24分9秒
2位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ ) +0秒
3位 横山航太(シマノレーシング) +4分6秒
4位 吉岡直哉(Team UKYO) +5分34秒
5位 中田拓也(シマノレーシング ) +7分41秒
6位 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +7分52秒

Jプロツアーリーダー アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ )
U23リーダー 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
敢闘賞:吉岡直哉(Team UKYO)

写真・文: 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

プロリーダージャージのアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ ・右)と、ネクストリーダージャージの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
新しくなったスタートゲートに揃ったJプロツアー出場選手

Jプロツアー2019 次戦のスケジュール
第8回 JBCF 舞洲タイムトライアル
開催日:2019年4月6日(土)
開催地:舞洲スポーツアイランド(大阪府大阪市此花区北港緑地2-2-98)

第30回 JBCF 舞洲クリテリウム
開催日:2019年4月7日(日)
開催地:舞洲スポーツアイランド(大阪府大阪市此花区北港緑地2-2-98)

© 株式会社八重洲出版