「ブルペン・デー」が見事に機能 アスレチックスが日本ハムに快勝

【アスレチックス5-1日本ハム】@東京ドーム

日本時間3月17日、アスレチックスはプレシーズンマッチで日本ハムと対戦。先発にリリーバーのリアム・ヘンドリックスを起用し、8投手の継投による「ブルペン・デー」を展開したアスレチックスは、各投手が好投し、日本ハム打線を8安打1得点に封じることに成功した。打線も日本ハム先発の有原航平に5連打を浴びせるなど、11安打5得点と機能し、5対1で快勝した。

昨年のワイルドカード・ゲーム(対ヤンキース)と同様に、先発にヘンドリックスを起用したアスレチックス。ワイルドカード・ゲームでは「ブルペン・デー」が上手く機能しなかったものの、この試合では各投手がそれぞれ役割を果たし、日本ハム打線をわずか1得点に封じた。5回まではヘンドリックス、ホアキム・ソリア、ルー・トリビーノ、フェルナンド・ロドニー、ライアン・バクターが各1イニングを投げ、合計9つの三振を奪って無失点。6番手のユスメイロ・ペティートは2イニングを投げ、2イニング目の7回裏に淺間大基のタイムリーで1点を失ったものの、8回裏はブレイク・トライネン、9回裏はフランキー・モンタスがそれぞれ三者凡退に抑え、8投手の継投による「ブルペン・デー」を締めくくった。

打線は、初回にいきなり無死満塁の大チャンスを迎え、クリス・デービスのサードゴロの間に先制。3回表には日本ハム先発に有原に対してマット・チャップマン、マット・オルソンの連打で無死一・三塁のチャンスを作り、デービス、スティーブン・ピスコッティ、ジュリクソン・プロファーの3連続タイムリー(トータル5連打)で3点を追加した。

さらに9回表には日本ハム3番手のジャスティン・ハンコックから一死二塁のチャンスを作り、プロファーのタイムリー二塁打で1点を追加してダメ押し。アスレチックス先発のヘンドリックスが1回無失点で勝利投手、日本ハム先発の有原が4回4失点で敗戦投手となった。

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