米空軍の軍事衛星、デルタIVにて打ち上げ実施

米空軍は3月15日(現地時間)、「デルタIV」ロケットにて軍事衛星を打ち上げました。現時点では衛星の分離成功までが確認されています。

ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた今回の軍用の通信衛星は、10基の人工衛星コンステレーション「Wideband Global SATCOM (WGS)」を構成するうちの1基「WGS-10」です。

WGSの重量は約5.9トンで、全世界において米軍の作戦をサポートします。製造はボーイングが担当しています。

今回はユナイテッド・ローンチ・アライアンスにとって、2019年における2回目の打ち上げとなります。また4月には、「アトラスV」ロケットによってボーイングの宇宙船「CST-100 スターライナー」を打ち上げる予定です。

Image Credit: ユナイテッド・ローンチ・アライアンス

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