「ランタンフェスティバル 2019」現地ルポ!【3】 奥の細道・台南編

台湾を旅しながらランタンフェスティバルを現地ルポするこのシリーズ。最終回は台南からお届けします。これまでご紹介した現代的なものから一変、懐かしさ漂う ”路地裏ランタン” をご紹介。ノスタルジックな夜散歩へ、いざ!

提灯は続くよ、どこまでも!「普濟殿」

台南市内で行われるランタンフェスティバル、メインストリートは「普濟殿」。約120mほど続くこの狭い路地裏は、多くの人で賑わっています。見どころは美しい提灯がずらりと並ぶアーチ「創意彩繪花燈」(Creative Colorful Lantern)」。その数なんと1200以上!

一つ一つじっくり見てみると絵柄が違います。聞けば台南市民による手作りなのだそう。子供からからお年寄りまで、幸せを願いながら心を込めて描いたというのが伝わってきますよね。ゆっくりと提灯の下を歩けば心もほっこり温まります。

「普濟殿」

住所:台南市中西區普濟街79號

”古”の中に、垣間見る”現代”「神農街」

続いてご紹介するのは「神農街」、情緒漂う老街(ラオジエ)です。老街とは日本統治時代に造られた昔ながらの街並みのこと。一歩足を踏み入れれば、懐かしい気持ちに包まれます。提灯に彩られた商店街をしっぽりと夜散歩、これぞ大人の楽しみ方。

”レトロな佇まいの外観” x ”現代風のスタイリッシュな店内”。古い建物をリノベーションした雑貨屋やカフェも多く立ち並ぶ「神農街」。

「五條港行號」は、メイドイン台湾のアイテムを取り扱う人気の雑貨店。お土産探しにもってこいの場所です。

可愛らしい”ミニ提灯”で遊ぶ子供たち、ゆったりとした平和な時間が流れます。

どこからともなく聴こえてくる切ない音色・・・バイオリン弾きのおじさんもムード作りに一役買っている様子。

「神農街」

住所:台南市中西區神農街

台北・台中・台南と旅をしながら、ランタンフェスティバルの様子をお届けしました。どの都市も趣向を凝らし、それぞれ違った良さがありましたよね?あなたもぜひ、旧正月のタイミングを狙ってフェスティバルを訪れてみてはいかがでしょうか。

*「台湾ランタンフェスティバル2019」は既に終了致しました。

[All Photos by Ai Kaneko]

『「台湾ランタンフェスティバル2019」現地ルポ【1】ハイテクな台北編』

『「台湾ランタンフェスティバル2019」現地ルポ【2】おいしい台中編』

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