「この髪どうしてダメですか」がバズりまくり! なぜ校則は髪型についてとやかく言うのかと不満爆発

#HairWeGoキャンペーンより

企業の打ち出すキャンペーンが物議となる騒動では「不快」「不謹慎」「不適切」といったものが定番となっているが、今回発生中の騒動は少々これらとは毛色が異なる。

渦中にあるのはP&Gが手がけるヘアケアブランドのパンテーン。ブランドメッセージである「#HairWeGo さあ、この髪でいこう。」のもと、就活中の髪型に対する「#1000人の就活生のホンネ」キャンペーンとして、今月18日より学生の髪型校則を念頭に「#この髪どうしてダメですか」と学生の個性尊重について考えさせるテーマを投げかけたのだ。

これには「地毛証明書を出す理由を教えてください」「水泳で髪が茶色くなった子も、黒く染めなきゃいけないんですか?」「学生らしい髪型って具体的にどういった髪型ですか?」「どうして髪が肩についたら結ばないといけないの?」といったホンネが寄せられ、Twitter上でもトレンドに。

「どうせ大人になるとハゲたりするんだから好きにさせてくれって感じだよな」
「別に、みんな自由にしていいと思うよ。でも、自分の自由を認めて欲しいなら他人の自由も許してね」
「素晴らしいタグだな。髪型ひとつ、髪色ひとつで人の性格がわかるのかよって話」
「パーマ禁止と言いながらくせ毛の子にはストレートパーマをかけさせようとする。毛染め禁止と言いながら黒髪ではない子に黒染めさせようとするその校則、根本的に大きく間違ってると思う。ストパもパーマ、黒染めも毛染め何を禁止にしたいのか......地毛が自然なのでは?」
「色んな意見あるけど俺からしたらなぜ自分から髪の規則ある所選んどいて文句言ってるの?って感じだな〜。自由にしたいなら自由に出来る所を選べばいいのに。探せば全然あるぞ」

また、同キャンペーン用ハッシュタグには学校で実際に怒られたというヘアースタイルの自撮りをアップし合うという流れも構築されている様子。

何十年も前に見た光景ですが

このような髪型や身だしなみに関する校則は「時代に合わせて変わっていくべき」と考える人が87%にも達することがアンケート結果より明らかとなっている。

どうも変化に後ろ向きな学校校則。これらが排他的な"教育"として子どもたちに悪影響を及ぼしていなければ良いのだが。(文◎編集部)

© TABLO