宇宙遠隔操作ロボットの新規事業に期待。スカパーJSATとGITAIが提携へ

GITAI Inc.とスカパーJSAT株式会社は、新規事業の創出等に向けた業務提携の検討を開始したことを発表しました。

GITAIは、宇宙飛行士の作業軽減やコスト削減を目的とした国際宇宙ステーションなどの地球低軌道宇宙ステーション向けの遠隔操作ロボットを2020年内の実現に向けて検証を行っているスタートアップ企業。スカパーJSATは、静止軌道上に17機の通信衛星を保有し、衛星多チャンネル放送と衛星通信を30年にわたって提供している国内唯一の事業会社です。

2社の持つ事業ノウハウや事業基盤を有効にし、互いの事業を最大限に活かす相乗効果が目的であり、今後は宇宙事業を中心とした業務提携について協議していくとのこと。

詳しい検討内容は明らかにされていませんが、GITAIの持つ遠隔操作ロボット技術をベースとした新しい事業の創出が行われるのではないかと期待されます。

Image Credit:GITAI
■宇宙開発のロボットスタートアップのGITAIとアジア最大の衛星通信事業会社のスカパーJSAT、業務提携検討に関する覚書を締結
[https://prtimes.jp/a/?f=d42239-20190315-8531.pdf]

© 株式会社sorae