引き分け寸前、FKから暗転 サンガ、柏に0―1

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サンガ―柏 試合終了間際、柏にゴールを許し肩を落とすサンガイレブン(西京極)

 サッカーJ2は西京極陸上競技場などで8試合を行い、京都サンガFCは0―1で柏に敗れ、今季初黒星を喫した。勝ち点は7のままで、8位に下がった。

 優勝候補の柏と引き分け寸前だった後半48分、ワンプレーで試合は暗転した。FKから折り返しのパスを頭で押し込まれた。今季負けなしが4戦目で途絶え、サンガの選手は終了のホイッスルをぼう然と聞いた。

 タレントぞろいの柏に対し5人の最終ラインで守りながら、流動的な攻め上がりを見せた。前半31分、センターバックの上夷がドリブルで持ち込み、小屋松、重広とつないでシュート。後半12分は重広が頭で落としたボールに、右ウイングバックの福岡が走り込んで右足を振り抜いた。「バランスは悪くなかった」と福岡。パスをつなぐ今季のスタイルは、一定通用した。

 それでも勝ちきったのは柏。「対応力で差があった」と重広は課題を見いだす。柏は前線のプレスが奏功しないとみるや、後半は中盤の守備からカウンターを狙ってきた。サンガは徐々に主導権を奪われ、最後は立て続けにFKを与えて失点につながった。重広は「パスの精度やタイミングもまだまだと感じる」と振り返る。

 終了間際にセットプレーで失点する苦い経験は、昨季も味わった。長身選手が少ないだけに今後も狙われる恐れがある。GK清水は「これが続かないように、自分たちのスタイルを忘れず勇気を持って戦いたい」。強敵相手に得た手応えと教訓を、次に生かさなければならない。