【プレミアリーグ】「トロフィーを掲げる日々は終わった」TV解説者スーネス氏がチェルシーに警鐘を鳴らす

リバプールやニューカッスル・ユナイテッドを指揮した経験を持ち、現在はTV解説者を務めるグレアム・スーネス氏は、ライバルに後れを取るチェルシーを糾弾。トロフィーを掲げる日々は終わりを迎えるだろうと警鐘を鳴らした。

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プレミアリーグ第31節でエバートンと対戦したチェルシーは、決定機を活かせずアウェイで0-2と完敗。UEFAチャンピオンズリーグ出場権争いから後退し、来季も欧州最高の舞台に立てない可能性が高まっている。2003年にロマン・アブラモビッチ氏がオーナーに就任してから15個のトロフィーを獲得してきたチェルシーだが、今季狙えるタイトルはUEFAヨーロッパリーグのみに。未成年者の補強で違反が発覚し、移籍市場での補強禁止処分が下されたのに加え、2020年までの契約となっているベルギー代表FWエデン・アザールが今季いっぱいでチームを離れる可能性も浮上している。

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ピッチ内外で問題を抱えるチェルシーに対し、スーネス氏は「難しい時期に直面している」と警告。「大きな変化に対応できなければ、今後チェルシーがトロフィーを獲得することはないだろう。アザールは世界最高の選手の一人でありキャリアの最盛期を迎えている。そして多くのトロフィーを獲得したいと思っているだろう。チェルシーは彼と契約延長するか、それとも別の選択を取るか、大きな決断をしなければならない。どちらにせよ、アザールが今後のカギを握ることは確かだ」と語っている。

難しい時期を迎えているチェルシー

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