フジテレビのアニメラインナップ発表会が行われ、4月期に「+Ultra」（水曜深夜0：55）枠で放送の「キャロル＆チューズデイ」の声優・島袋美由利、市ノ瀬加那、上坂すみれ、「ノイタミナ」（木曜深夜0：55）枠で10月にスタートする「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の梶裕貴、中村悠一らが出席した。
「キャロル＆チューズデイ」は音楽をテーマにし、近未来を舞台にミュージシャンを目指していたキャロルとチューズデイの2人が出会ったことで音楽シーンの歴史が塗り替えられていくさまを描く。キャロル役の島袋は、渡辺信一郎監督について「どちらかというと無骨というか、骨太な作品のイメージがあったので、こういう少女たちの物語を作られるのは意外。収録中も渡辺監督はサングラスをつけっぱなしですが」と舞台裏を語り、会場の笑いを誘った。一方の市ノ瀬は「無骨なイメージとはうらはらに渡辺監督は質問がしやすい。分からないことなどをこちらが聞くときちんと説明してくれる」とギャップを明かした。
「PSYCHO-PASS サイコパス 3」は近未来を舞台にしたハードボイルド作。梶は「PSYCHO-PASSの世界観や空気感はめちゃくちゃ好きなので、出演が決まってうれしかった。そうそうたるキャストの方々がいらっしゃるので、その中でお芝居をやるのは光栄です」と思い入れたっぷり。中村は「このシリーズに仕事で接する機会はなかったけれど、大好物な世界観だというのは知っていた。得体の知れない面白い“沼”が待ち構えているという印象はあたったけれど、実際にアフレコをしてみて、思っていたような“沼”が待っていた」と苦笑い。それでも「ささいなキャラクターの動きや監督がボソリと言ったことが伏線になっています」と期待感をあおった。
