西都「日向国府跡」の調査終了 保存向け整備へ

西都市教委の発掘調査により、「国庁」の最大期の規模が明らかとなった「日向国府跡」

 西都市右松の国指定史跡「日向国府跡」を発掘調査している西都市教委は、庁舎の中枢部分である「国庁」の周囲を囲む塀の位置を確認し、施設の最大期の規模が明らかになったと発表した。南北約90メートル、東西約118メートルにおよぶという。2011年にスタートした発掘調査は本年度で終了。市教委は今後、調査結果をまとめた上で、遺構保存に向けた整備を行う。

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