バルサは”MSN時代”の方が上? ピルロ「我々を倒したチームの方が強い」

ピルロは2014-15シーズンにバルサに敗れる photo/Getty Images

今季のチャンピオンズリーグ・ベスト8の組み合わせは何とも分かりやすいものとなった。マンチェスター・シティVSトッテナム、ユヴェントスVSアヤックス、バルセロナVSマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールVSポルトと、優勝候補同士の潰し合いは実現せず。やや戦力差がはっきりしているカード多い印象だ。

伊『Calciomercato』によると、ミランやユヴェントスで活躍した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロも優勝候補4チームによるレースになると想定している。もちろん優勝を期待しているのは古巣ユヴェントスのはずで、ピルロは今季から加わったクリスティアーノ・ロナウドの存在感を絶賛。また、自身が2014-15シーズンの決勝で敗れたバルセロナについてもコメントしている。

「ユヴェントスはアトレティコ相手に素晴らしいゲームをしたね。ユヴェントスはチャンピオンズリーグを制するためにチームを作っていて、それを見せたね。クリスティアーノは勝者で、こうしたゲームに慣れている。主人公としてこうしたゲームに勝っているんだ。チャンピオンズリーグはバルセロナ、リヴァプール、ユーヴェ、シティの4チームによるレースだ。ただ、バルサは我々を倒した2015年のチームの方が強く見えたね」

当時バルセロナは3冠を達成し、チームにはリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNが揃っており、誰も手がつけられない状態だった。今もウスマン・デンベレが出てきているが、バルセロナからはアンドレス・イニエスタやシャビ・エルナンデスも去っている。ピルロとしては当時の方が上と感じたのだろう。

ユヴェントスは決勝でバルセロナと激突する可能性がある。その時にピルロらのリベンジを果たせれば最高のシナリオだろう。

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