<レスリング>アジア・ジュニア選手権はタイで、アジア・カデット選手権はカザフスタンで、それぞれ開催へ

 インドの「Tribune India」紙電子版は3月18日、世界レスリング連盟(UWW)が7月にインドで予定されていたアジア・ジュニア選手権の開催をはく奪し、タイで実施することを決めたと報じた。UWWウェブサイトのカレンダーには、すでに7月9日(火)~14日(日)にタイ・チョンブリーで開催と変更されている。

 インドは、パキスタンとの紛争を受け、2020年東京オリンピック予選を兼ねたライフル射撃の選手と役員ビザを発給しなかった。国際オリンピック委員会(IOC)がオリンピック予選としての承認を取り消すなどしたことに同調し、インドとの交流・関係の停止を決めていた。

 今年のアジア・ジュニア選手権はレバノンで開催予定だったが、同国が返上により、インド開催が内定していたという。タイ・チョンブリ―は2014年にアジア・カデット選手権を開催している。

 同カレンダーによると、6月27日(木)~30日(日)に台湾・台中で予定されていたアジア・カデット選手権は、7月4日(木)~7日(日)にカザフスタン・アスタナでの開催と変更されている。アスタナは今年9月の世界選手権の開催地。

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