2019年F1オーストラリアGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは12位、カルロス・サインツJr.はリタイアだった。
■マクラーレンF1チームカルロス・サインツJr. 決勝=リタイア
早く忘れたい週末だ。おそらくMGU-K(運動エネルギー回生システム)を失ったのだと思う。レースはうまく行きそうだったのに残念だよ。昨日(予選)のことは忘れて、ポジティブな気持ちで決勝を迎えていたし、やろうと思っていたことは全部できた。
いいスタートを決めて4台を抜き、ポイント争いのバトルに加わって、前を行くクルマにアタックし始めていたんだ。クルマのフィーリングも良く、とてもいいペースで最終的にポイントを獲得したクルマと争っていた。つまり、順調に行けばポイントを獲れる可能性は十分にあったんだ。
本当に悔しいけど、これがフォーミュラワンというものだ。僕のシーズンは不運な週末で始まった。けれども、次のバーレーンからはもっとポジティブな結果が得られると思う。もう今日のことは忘れて、プッシュし続けるよ。
■ランド・ノリス 決勝=12位
チームがいいクルマを与えてくれて、トップ10入りは十分に可能な速さがあった。それなのに、僕が2つほどミスをして、ポイント獲得のチャンスを棒に振ってしまったんだ。それがちょっと残念だね。でも、僕にとって初めてのF1レースを完走して、とりあえず目標を達成できたのはよかった。
スタートは完璧ではなかったし、自分より遅いクルマの前に出るのに手間取ったうえに、大きなロックアップもしてしまった。こういうミスについて、今後の取り組みが必要だ。もっと上へ行ける可能性があったのだから、自分に腹が立つよ。気持ちを切り替えて、バーレーンでのレースを楽しみにしたい。