特産レンコンと山田錦で「もなか」 姫路の和菓子店開発

©株式会社神戸新聞社

姫路れんこんと山田錦の酒かすを練り合わせた餡で食べる播州もなか=姫路市神和町

 兵庫県姫路市の特産・姫路れんこんの甘露煮と、酒米山田錦の酒かすを練り合わせた餡を挟んで食べる「手作り播州もなか」を、同市神和町の和菓子店「栄福堂」が開発した。白あんの自然な甘みをベースに、レンコンのサクサクした食感と日本酒のほのかな香りを楽しめる商品に仕上げた。

 同店は1967年創業。姫路菓子組合から山田錦の酒米を活用した和菓子作りを提案され、2代目の宮本明広さん(44)が開発に乗り出した。酒かすは銘酒「龍力」で知られる本田商店(同市網干区高田)から無料で提供してもらった。酒かすと相性が良いレンコンを活用することにし、市南西部で栽培される姫路れんこんに目を付けた。

 もなかの皮は松原商店(同市四郷町)に製造を依頼し、香りを消さないよう焦げのない浅めの焼き加減にこだわった。約4カ月間の試行錯誤の末に完成させた宮本さんは「姫路れんこんを食べるきっかけになってもらえれば」と期待する。

 皮3組、餡90グラム入りで500円。付属の木べらで皮に餡を挟んで食べる。同店の他、姫路城前の土産物店「姫路の宝蔵」でも販売。栄福堂TEL079.282.0424 (地道優樹)