2019年F1開幕戦オーストラリアGP、3位表彰台を獲得したレッドブル・ホンダに第2戦バーレーンGP以降も期待が高まりますね。今回も熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
———————–
表彰式が終わって、ホンダF1テクニカルディレクターである田辺豊治さんの様子を撮りたくてピットを探すと、ちょうどテレビのインタビューを受けていました。
それが終わってから、田辺さんに声をかけて撮らせてもらいました。
表情がイマイチ満面の笑顔というわけではないのです。
「良かったですけど、まだまだですから」
という答え。
レッドブルのスタッフと握手するときも、こんな感じ。
メルセデス、フェラーリという強力な相手がいるのに、喜んでばかりではいられないという気持ちからなのでしょうか。
そんな、田辺さんの雰囲気を見ていると、今年以降がますます楽しみになるではないですか!
ホンダの八郷 隆弘社長も現地観戦。
トロロッソ代表のフランツ・トストさん自ら、メカ解説。
カウルにあるHONDAのロゴ。
この文字が、今後どんどん誇らしく思えるようになりますように、そしてノーズも含めてそのサイズも大きくなりますように!
そして、ハースのチーフエンジニアである我らが小松礼雄さん。
木曜に少し話した時には、今年の車の出来は素晴らしいと自信に満ちたお話でした。
パワーユニットのトラブルがありつつも、予選では6番手、7番手を確保。
ロマン・グロージャン選手は去年と同じようにピットでの作業でホイールの締め付けがうまくいかず、リタイアとなってしまう。
ケビン・マグヌッセン選手はトラブルなく6位入賞。
小松さんの言葉通りトップ3チームのすぐ下にこのハースがいるようです。
カラーリングもいいし、楽しみです!
FP1でピット出口からガレージに戻されるウイリアムズのマシン。
コーナーで撮影している時、あちこちでフラフラとしていました。
運転するの大変そうです……
どうやって、持ち直していくのか。。。
オーストラリアのスーパースター、ダニエル・リカルド選手。
ヘルメットのカラーリングが、僕個人的にはちょっとなんだなぁ……
ルノーに移籍して良かったと思えるような1年にしてもらいたいです。
シャルル・ルクレール選手と新フェラーリ代表のマッティア・ビノットさん。
レース終盤の追い上げは素晴らしかったですね。
フェラーリのペースが上がっていかなかったのは、不安ですけど、セバスチャン・ベッテル選手とルクレール選手との戦いも楽しみではあります。
ポールポジションのルイス・ハミルトン選手とメルセデス。
前後のウイングの幅が広がって、ますます速くなっているF1。
アタックラップのコーナーのスピードが半端なく速くてびっくり。
その、バージボード周辺。
レッドブル。
ますます、すごい造形です。
こういうの、F1ぽくて大好き。
ダースベーダーぽくないですか……?
ウイリアムズのノーズ、アイルトン・セナのマークが今年もあります。
フェラーリもつや消し塗装になりました。
軽くなるとか、空力的に有利になるとかの話ありつつも……
写真を撮る立場で言わせていただくと、艶ありの方が絵になるので、フェラーリとレッドブルには艶ありに戻していただきたい!
ピエール・ガスリー選手、予選でチームのオペレーションミスで後方からスタートしなければならず、レースではトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト選手の背後じっと我慢のレースでした。
もちろん抜きたい、抜けば10位でポイント獲得。
でも万が一失敗して当たってしまって2台リタイアとかなったら……えらいことになってしまうし……
バルセロナテストでクラッシュして迷惑もかけているし……
抜けない……よね。11位完走。
そういうレースもある。
チャーリー・ホワイティングさんの急逝は驚きでした。
カメラマンのコースでの撮影場所の判断もチャーリーさんがしてくれていました。
ご冥福をお祈りいたします。
ハースファンで有名なおふたり様。
パドックナイトツアーにも参加のおふたり、楽しんで観戦できたのかな?
気合いと情熱と努力、素晴らしい!
金子博カメラマン人気が上昇中???
という感じで、今年も始まりました!
そこで告知です!
以前、皆さんから質問を募集してホンダの長谷川さんに答えてもらうコーナーがありました。
ホンダ山本雅史モータースポーツ部長に話を聞けるとのことで、今年復活となりました。
題して
「ホンダ山本さんに聞いてみよ~!」
内容は、レースのことでも人生相談でもなんでも大丈夫です。
質問を採用された方には素敵なプレゼントをもらえるように、次回のバーレーンで相談してきます。
住所、名前を明記の上、質問をメールで送ってください。
メールアドレスは『info@as-web.jp』です。
どしどしお待ちしております。