イブラヒモビッチのお墨付き! マンUが軸に据えるべき2人の選手とは

マンUに2016-17から2シーズン在籍したイブラヒモビッチ photo/Getty images

長らくプレミアリーグの盟主として君臨し続けたマンチェスター・ユナイテッドは、アレックス・ファーガソン氏が勇退した2012-13シーズンを最後に、実に5シーズンにわたってプレミアの優勝から遠ざかっている。そんな中、元マンU所属のFWズラタン・イブラヒモビッチがクラブを再びトップへと戻すため、2人の選手を中心として据えるべきだと主張している。

英『Daily Mirror』によると、その選手とはイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとフランス代表MFポール・ポグバだという。イブラヒモビッチは同メディアのインタビューで「ラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの未来だ。最初、私は彼を個人的なプレイヤーとして見ていたが、現在の彼はより集団のためにプレイしている。ラッシュフォードは彼のためだけではなく、チームのために自身のクオリティを使っているんだ。彼はユナイテッドとともに大きな可能性と未来を持っている。限界がないと思うね。ポグバは、彼のポジションで世界一の選手になれると思う。彼はいいやつだ。一生懸命トレーニングに取り組み、話を聞き、より良くなろうとし、勝ちたいと思っている。彼はあらゆる試合に出場したがっているよ」とコメントした。

ラッシュフォードはイブラヒモビッチ自身が背負った10番を引き継いだだけに、相当期待していることがうかがえる。ポグバに関しては同じ代理人(ミーノ・ライオラ氏)であることに加え、チームメイトとして過ごした際にパーソナリティを含めて良い印象を持ったのだろう。

今回のインタビューでは、イブラヒモビッチは他にもマンUにおいてファーガソン政権時の実績がチームにプレッシャーとしてのしかかっていることについても言及している。たびたびその発言が話題を呼ぶ彼だが、自分を盾にして後輩たちの成長を阻害させないことも目的の1つなのかもしれない。はたして、今回イブラヒモビッチに推薦された2人は期待通りマンUの未来を担うことはできるのだろうか。

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