玉木宏主演の町工場再生ドラマ「スパイラル」に豪華キャストが集結!

テレビ東京系で4月15日にスタートするドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」(月曜午後10:00)の物語を彩るレギュラーキャストが発表となった。

同作はドラマ、映画化もされたベストセラー経済小説「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品で、天才的な発明家だった創業者が急逝し倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した1人の企業再生家・芝野健夫(玉木宏)が立て直していく軌跡を描く。芝野が再生に奔走する町工場「マジテック」社長の娘で経理も担当する藤村浅子役を貫地谷しほりが、その弟・藤村望役を戸塚純貴が務める。

貫地谷は「浅子は温かい人たちに囲まれて育ち、とても素直で明るい人だと思いました。私は下町で生まれ育ったので、ドラマの中の地域の連携や雰囲気はなんとなく分かるような気がします。弟役の戸塚さんともガッツリお芝居をさせていただくのは初めてですが、既に家族としてしっくりきていますし、玉木さんはとてもドシっとしている方で、こっちの多少の揺れなどものともしない頼れる座長です。今回も安心して現場に入れる信頼感でいっぱいです」と期待を寄せた。

また戸塚は、「人間ドラマがすごく濃いという印象を受け、望としてのバックボーンや人生観とちゃんと向き合わないといけない、演じる上での大きな責任を感じました。望は自分の行き先に迷っていて、天才発明家である父へ葛藤を抱えながら生きてる人間ですが、父を尊敬していて父のような発明家になりたいと思ったこともあります。知らないことがたくさんあり、周りの状況や見ているもの、かかわる人間で人生がすぐに変わる、影響を受けやすい年齢でもあると思うので、今回はそういう若さや葛藤、迷いから成長していく姿と、台本から自分が感じたことを皆さんに見ていただきたいです」と意気込みを語った。

さらに、芝野の元同僚で最大の敵となる村尾浩一役を眞島秀和が演じる。「プロデューサーからは『村尾は悪い人です』と説明を受けたのですが、自分ではそんなに悪い人だとは思っていません。もともといた銀行でも忠実に業務をやっていた人ですし。立ち位置的には悪役ですけど、彼の人間臭い人物像をうまく演じることができれば…。それがドラマのアクセントになるよう自分の務めを果たしたいと思います」と役への意欲をのぞかせた。

そして、「マジテック」創業者の右腕で工場主任の桶本修役に國村隼が決まった。「もともと私は機械が好きで、エンジニアには子どものころから憧れていました。ところが不思議なくらい、一度もエンジニアや技術者の役を演じる機会がなかったんです。そんなわけで、今作品の桶本役をとても楽しみにしています。作品の舞台となっているような小さな町工場が、ある時自分たちが持っている“技術”でまるでオセロゲームのように逆転していく。ぜひドラマの中から真実を探して、そんな痛快さを一緒に楽しんでいただきたいと思っています」と視聴者にアピールした。

ほかに、アメリカで最先端のロボット研究に取り組む久万田五郎役に福士誠治、難病の娘を抱え「マジテック」のサポートを受ける正木奈津美役に野波麻帆、天才的な発明家であり通称“博士”と呼ばれる「マジテック」社長・藤村登喜男役に平泉成が決まった。また、前原滉、渡辺邦斗、水沢エレナ、島丈明、遠山俊也、長谷川純、星田英利、小野武彦など実力派キャストが集結する。

© 株式会社東京ニュース通信社