名選手、必ずしも名監督にあらず。監督業に苦戦している元名選手

©フットボール・トライブ株式会社

偉大な名選手であっても、名監督になれるとは限らない。どんなスポーツにも言えることだが、サッカーも当然当てはまる。そこで今回は、選手としての実績に比べて、監督として成功を収められなかったスターをご紹介したい。


ティエリ・アンリ

アンリがプレミアリーグ史上有数の偉大な選手であることに疑いの余地はないだろう。1999年、アーセナルに加入した当初は無名の選手だったが、2007年に退団した際にはクラブ史上最高のストライカーとして誰もが認める存在となった。

しかし、指導者としてはまだ実績を残せていない。ベルギー代表のコーチとしては一定の評価を受けたが、昨年10月に就任したモナコの監督としては、20試合でわずか4勝のみにとどまり、たった3か月で解任されてしまった。モナコでの失敗は今後のキャリアに影響を及ぼすだろう。


ポール・スコールズ

マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えたミッドフィルダーだ。通算715試合に出場し、155ゴールを記録。2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を含む、数多くのタイトル獲得に貢献した。

しかし、指導者としてのキャリアは順調とは言えない。今年2月11日、イングランド4部オールダム・アスレティックの監督に就任したが、1勝3分3敗と全くチームを立て直せず、わずか7試合で解任された。


アラン・シアラー

イングランド史上に残るストライカー。1994/1995シーズン、得点王を獲得し、ブラックバーンをプレミアリーグ初優勝に導いた。ニューカッスル移籍後も得点を量産し、3年連続得点王を獲得した。

しかし、指導者としては結果を残せず。2008/2009シーズン、暫定指揮官として指揮をとったが、8試合でわずか1勝のみ。最終節まで愛するクラブを浮上させられず、降格させてしまった。


エドガー・ダービッツ

驚異のスタミナと果敢なタックルで対戦相手に「闘犬」と恐れられたダービッツ。アヤックス、バルセロナ、ユベントスなどで活躍をみせた。

しかし、指導者としては不本意な成績に終わっている。イングランド2部のバーネットに選手兼監督として就任したダービッツだが、チームの不振を救えず降格。2014年1月に辞任した。


ガリー・ネビル

ポール・スコールズと同じくマンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた名選手。600試合以上もキャップ数を刻み、名将アレックス・ファーガソンのもとで経験を積んだ。

しかし、まさに「名選手、名監督にあらず」。バレンシアでは悲惨な試合を繰り返し、わずか28試合で解任された。サポーターから大バッシングを受けたマイナスイメージはあまりに大きく、おそらくネビルにとっての最後の指導者キャリアとなった。