銃乱射の容疑者に哀れみ

立ち向かい射殺の男性の妻

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モスク銃乱射事件で殺害された夫と長男について語るアンバー・ラシッドさん=19日、ニュージーランド・クライストチャーチ(共同)

 【クライストチャーチ共同】ニュージーランド南島クライストチャーチでの銃乱射事件で、容疑者につかみかかって銃を取り上げようとし、射殺されたパキスタン出身の男性がいた。男性の妻が19日、共同通信の取材に応じ、容疑者の男を「心に憎しみを持ち、愛情豊かな人間になれなかったのだろう」と、白人至上主義に染まった境遇を哀れんだ。

 亡くなったのは、英語教師のナイーム・ラシッドさん(49)。アーダン首相は19日の議会での演説でラシッドさんについて言及し、パキスタンのカーン首相も称賛した。

アンバー・ラシッドさんの携帯電話に残された(右から)夫ナイームさん、長男タルハさん、アンバーさんの写真=19日、ニュージーランド・クライストチャーチ(共同)