ルフィの仲間どこに? 立像配置、熊本県が4案

©株式会社熊本日日新聞社

 熊本県は19日、人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公ルフィの仲間8体の立像について、4パターンの県内配置案を公表した。応募した31市町村から、益城町や南阿蘇村、熊本市など熊本地震の被災地を中心に10市町村に絞り込んだ。

 県庁で同日開いた有識者との意見交換会で提示した。今後、出版元の集英社と協議し、作者尾田栄一郎氏の了解を得た上で、4月中旬に最終的な配置を公表する。

 配置案によると、益城町が希望通りのキャラクター「サンジ」で全4案に盛り込まれた。熊本市と南阿蘇村も四つ、阿蘇市と宇城市、大津町、高森町、御船町、西原村は三つ、宇土市は二つの案で採用された。

 県は配置案の前提となる復興の「ストーリー」として▽ヒノ国(熊本)に上陸した麦わらの一味が、熊本地震の被害に苦しむ住民の存在を知る▽船長ルフィが仲間に復興の手助けを指示▽仲間たちはそれぞれの特技で被災地の困り事を解決するーと設定した。

 審査は、市町村の希望キャラとストーリーを基に応募51件を点数化。市町村提案を重視したものや、震災遺構を展示するミュージアム構想との連携を強化したものなど4案にまとめた。

 県は復興支援に取り組む尾田氏への県民栄誉賞授与を記念して昨年11月、県庁にルフィ像を設置。2019年度に仲間の像4体を制作する。(野方信助、馬場正広)