希少植物や野鳥など 九十九島の魅力 写真で紹介

 市民ボランティア団体「九十九島の会」(平尾哲朗会長)の写真展が、長崎県佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで開かれ、さまざまな視点で切り取られた九十九島の景色が並んでいる。22日まで。
 九十九島の魅力を知ってもらおうと毎年開き13回目。会員ら29人が撮影した81点を展示。トビカズラやカノコユリ、ハマジンチョウといった希少植物、ミサゴやツル、クロサギなどの野鳥、夕日が沈みオレンジ色に染まった海など、力作が集まった。
 藤原町の主婦、佐藤日出子さん(79)は「珍しい植物を写真で見ることができるので楽しみにしている。とてもきれいで、素晴らしい作品ばかり」と話した。

会員らの力作が並ぶ会場=アルカスSASEBO

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